今回はマスターズウェスタン第3戦(最終戦)の模様をお伝えいたします。
今回、第3戦の会場となる旭川ダムの水位が台風通過後も増えないということで、急遽兵庫県生野銀山湖に会場変更
となった。船の動力はエレキ限定の湖であり、4,5年前にチャプター戦の関西ブロックチャンピオンシップの会場とな
った時に一度訪れたことがあるが、確かバスは1本も釣れずマスが2匹釣れた記憶しかなく、また今回は釣果関連の
情報はバタバタで一切仕入れられずといった感じで週末を迎えた。
今回、無事に会社の仕事のスケジュールはつけることができ、前日プラは朝から実施、プラではできるだけ多くのエリ
アを見て周り、途中までビッグフィッシュパターンを見つけるべくシャローを、トップウォーター、スピナベ、カバー関係
はヘビーテキサス等でチェックしていくも、明らかに魚の気配と反応はなく、可能性も相当低いという印象を受け、今回
の試合で自分はシャローは使えないと判断、やはりライトリグで反応があるディープ(水深5〜7m)を中心に組み、な
かでも上流域は人気エリアで混み合うために流していく釣りができないと考えパス、会場前の島周りと下流域の岩盤岬
が絡むエリア2箇所をメインに組むことにした。
周りの情報からも全体的に25cmのキーパーサイズは釣れており、5本揃っても順位は30位くらいではと思える状況
であったが、400〜500g以上の魚は容易には混ざらない難しい湖であった。
プラ終了後は、バウオスーパーハードスーパーフィネス3ポンドのタックル2本と3・5ポンドのタックル1本をセッティング
し、明日の本番はこのタックル3本をメインにて戦うことにした。
ボートを降ろすスロープから試合会場までは 、エレキにて20分ほどのロングドライブとなる。
試合初日は、真っ先に会場前の島周りのブレイクに入りキャストを開始、なんと開始15分の間で27クラスが3本、
水深5〜6m付近で出て、しかも私にバイトが集中し10時頃には早々にリミットメイクとなり、前日プラで出た30サ
イズが混じらないかと島周りを丁寧に流したが、出るのは全て27前後のサイズであり、50g単位の入れ換えを行い
キーパー9本をキャッチした。
(写真:NBC NEWS提供)
リグは全て1/16ozのダウンショットリグで、スペルバリングワーム3のブラック/パンプキンナチュラルカラー(昼前
から赤も使用)のワッキー掛けにて、その他はカットテール3・5(赤)も使用し、5〜7mをシェイク&ステイを繰り返し
て落としていくと簡単に食ってき、河口湖の放流バスを釣っているような感覚であった。
11:00頃から少し上流へ上がったエリアに移動、その後下流域の岩盤が絡む岬付近にも数回入り、水深4mを同じ
くダウンショットのスイミングにて1本追加し50gの入れ換えができ、結果、初日は5本=1542gの6位という好位置
につけることができた。
(初日=参加者96名、検量率70%、LM率10%、1匹平均重量335g)
そして、2日目・・・。
第2フライトの一番後ろのスタートで、ガラ空き初日の朝一とは違い、自分が入れるスペースはあるかと心配であった
が、なんとか島周りの一箇所に入ることができ、すぐに隣のボートが1本バラし今日もイケると考えるも、その後は周
りの様子も前日とは明らかに違いバイトはなく沈黙の時間帯が続き、1時間に1本誰かが釣るといったペースとなった。
ブレイクを落としていく、ライン、スピード、アクションとありとあらゆる攻め方を試みるもバイトはなく時間だけが経過、
11:00頃から、下流岩盤の岬と、更に下流の岩盤が絡むエリアにも数回入っては、島周りに戻ってくることを繰り返し
たが、このチャンスの試合に結局一度も竿を曲げることなくタイムアップとなってしまった。
その他、島周りでほぼ一日粘った周りにいた選手は、1本、2本、2本、1本と皆さん魚を獲っていた。今回は完全に釣
り負けてしまった。ほんとうに今回は悔しい!!
結果、総合48位にてフィニッシュとなりました。
周りでは、2日間続けて見事に4本獲った山中選手がお見事6位!!、2本・4本の山岡君は16位、2日間3本獲った
南氏が18位といった結果でした。
(2日日=参加者97名、検量率65%、LM率1%、1匹平均重量290g)
(2日間メインに使用したタックル)
● ダウンショット用
ルアー : スペルバリングワーム3(ブラック/パンプキンナチュラル・赤)・カットテール3・5(赤)
ライン : バウオスーパーハードスーパーフィネス 3lb
フック : がまかつワーム39
シンカー: ZAPPUタングステンシンカー(1/16oz)
ロッド : がまかつ ラグゼカマー 456S
リール : シマノステラ2500
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