今回はマスターズ第1戦(過酷な)旭川ダムのレポートです。
リザーバーでの私の経験は、転勤で3年近く四国の松山に住んでいた時に、早明浦・金砂湖・大渡ダムに通っていた経
験がある程度で、今回の旭川ダムはもちろん初体験の釣行となる。
前週の日曜日に初プリプラを実施、ローカルルールを頭に叩き込み、ロコアングラーのアドバイスをもとにシャローを中
心にほぼ全域をチェックし、カバーの種類や水深、状況を見て周った。
寒波が襲来した前日もプラックティスを行ったが、魚はま
ったく見えず、このダムにバスはいるの?と愕然。
周りも同じ状況であったが、一部のアングラーは魚を触っ
ているという情報もあった。
正直やることも見つからない状況であったが、試合では
水温が1〜2度高い中・下流シャローのカバー、下流の岬
絡み、それと中流エリアの西川周辺、フラットが絡むブレイ
クとブッシュがあるシャローをとりあえず周ることにした。
初日は下流・中流域のシャローをメインにラバージグとテ
キサス、時折ライトリグのフォーリングで攻めるも、出る気
配が無くすぐに移動を繰り返すことになり、その後は西川
周辺エリアの3〜4mブレイクをヘビキャロとノーシンカー
で攻め、その後はシャローのベジテーションやカバー、ゴ
ミ溜まりをラバージグで打ち続けるもノーバイトでタイムア
ップとなった。
どこに移動しても、確信がないためすぐに移動してしまうと
いう典型的な悪い流れとなってしまった。
参加者110名でウェイインは8名と稀に見る過酷な状況であったが、
2日目1本ビッグフィシュを獲ればお立ち台というビッ
グチャンスの試合でもある。(参加者110名、検量率7%、LM率0%、1匹平均重量1392g)
小雨が降る朝となった2日目は、前日唯一自分が浮き続け
ることができた西川周辺のフラットとブレイクが絡むエリア
にて、スピナベで流すことから開始し、その後ヘビキャロ、
、シャローのブッシュ関係をラバージグで打って流すも無
反応、その後は、そこから会場に戻るまでのシャローをラ
バージグにて打ちながら流していくも、まったくバイトも得
られずに終了となった。
2日目のウェイインは5名と更に厳しい結果となったが、お
立ち台では、ほとんどのパターンはシャローのカバーを打
つラバージグ、テキサスリグの釣りであり、魚のいるエリアをきっちり絞って、タイミング良く、かつ魚のいるスポットにジ
グをきっちり落し込むことができている人にのみ魚は獲られていた。(参加者108名、検量率4%、LM率0%、1匹平均
重量1932g)
琵琶湖と違いシャローの確信を持てなかったため、シャローを打ち続けることもできずその他の釣りにも手を出していたが
2日間打ち続けていれば、違った結果を出せたかもしれない。今回は、難しいフィールドで勉強になりました。
ということで、池原・七色ダムのスペシャリスト山岡君を筆頭に、私の周りの関西勢は今回全滅となった。
優勝者は下流域の土砂崩れで杉の木々が水の中になだ
れこんでいる場所にて2日間ライトリグで攻め、初日2本
=2750g・2日目=1056gという見事な釣りをされ過酷な
マスターズウェスタン第1戦を制されました
。
また、今回お立ち台で一番印象に残った釣りは、2日目に
2046g=1本を獲られ見事3位に入賞された方の釣りで、
カバーを突き破るために20gのラバージグと25ポンドのラ
インを使い、会場上流域の複合したカバーを、魚が入って
くるタイミングに合わせて入り、見事に獲られているのには
圧巻でした。
(2日間メインに使用したタックル)
●ラバージグ用
ルアー : スペシャルラバージグエコT(14g)
トレーラー: バイオトレーラー3
ライン : バウオスーパーハードプレミアムプラス 20lb
ロッド : がまかつ ラグゼカマー 685
リール : ダイワ TD−X103HVL
●ヘビキャロ用
ルアー : バイオホッグ4in(グリーンパンプキンペッパー)とパワーホッグ4in(グリーンパンプキン)
ライン : バウオスーパーハードプレミアムプラス 12lb (リーダー40cm)
フック : がまかつワーム321(バルキースタイル)
シンカー: アクティブバレットシンカートーナメント 12g
ロッド : がまかつ ラグゼサーミス 676
リール : ダイワ TD-X103HVL
●スピナーベイト用
ルアー: ラウオ3/8oz
ライン : バウオスーパーハードプレミアムプラス 12LB
ロッド : がまかつ ラグゼカマー 376
リール : ダイワ TD−X103HVL
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