JB マスターズプロシリーズ 第1戦 琵琶湖(3月15日、16日)
スタート直前の模様です!!
(RESULT)
総合 85位 ( DAY1 / 1本 ・ 1148g 、 DAY2 / 1本 ・ 506g )
(PRACTICE)
今年の冬は積雪量も多く、琵琶湖の水温も昨年程急激には上がらず春の訪れは若干遅く感じられていた。
また、この冬は外来魚駆除対策事業の関係上、西岸を中心にバス用の刺し網が驚くほどかなり広範囲に入っているこ
とが、かなり気がかりとなっていた。これだけの規模のものは今までに見た事がなかった。この春、果たしてどれだけの
魚がシャローに上がって来れるのか・・・
今回のトーナメントに備えプラは2週間前から強化し、全エリアをチェック、エリアを自衛隊ワンド北のウィード2m・漕艇
場マンメイド+ウイード・北山田テトラ・下物内湖棚・東岸水路一箇所・浜大津ウイードとゴロタ石3箇所にポイントをしぼ
り、直前プラでさらにエリアをしぼることにした。
前日プラの朝は無風晴れ、前回天候が荒れて釣りができない時に魚探ガケで見つけた浜大津のゴロタ石エリアから入
った。周囲に人がいないことを確認し1投目、ライトテキサススペルバミノーシェイプ5inをキャストしズル引き、石に当て
た。魚がいれば必ずバイトしてくることを予想していたが、結果はすぐに出た。
すぐにラインが走る!『やっぱおる!(感激)』、ここではフッキングせずに何とか魚をはずし、念のためすぐにもう1キャ
ストする。 ここは魚が単発のエリアであると考えていたが、ミノーシェイプをくわえた魚は即走った!しかも魚は明らか
に重い!何?このエリアは?と正直驚いたが、念のためもう1キャストする。
次はMODELTガード付き11gをフォールさせると即ラインが走る。今度はフォール中にバイトが出る。この時点で心臓
バクバクモード、前日にこんなに魚が、しかもデカイ魚が集まっているエリアを見つけたプラックティスはそう多くはなか
ったはずである。
だが、ほぼ近くにメジャーエリアもあり、他にも気づいている人はいるであろうし、スプークでここまで来るにも、かなりの
リスクがあるため、すぐに他のエリアをチェックしていくことにする。
だが、まだ早いのか?刺し網の影響か?自分の考えているコンタクトポイントとなるエリア周辺に生命間が感じられな
いのであった。だが春の魚の動きは早い・・・
やはり釣れ続けている今回NO1エリア浜大津で粘るのがいいのか、春のマイエリアをランガンするのかを考えたが、
この状況では、他のエリアをチェックするより、朝良かったエリアを新たに見つけるのが得策と判断、昼前からは浜大
津で他のゴロタ石エリアを探すため、ひたすら魚探がけをして一箇所のみそれらしきエリアを追加することができた。
結局明日はフライトがどうであろうと浜大津までスプークで激走し、運良ければピンに入り、無理なら浜大津船団で勝
負することにし、他の毎年魚がコンタクトするマイエリアをバイブレーション、クランク、ジグ打ちで流すランガンのパタ
ーンを強行するのはあまりにもリスクがあると判断した。(ゼロ覚悟で自分のスタイルを琵琶湖で貫くか、迷いに迷った
が・・・)
(DAY1)
当日は第3フライトの85番であり、浜大津のピンはあきらめ大船団で勝負を考え、スプークで激走25分のロングドライ
ブに出た。
念のためピンエリアの山立てラインに入ると、先行者はずれたラインにいるため、これは行ける!とポイントに近づき丁
重に挨拶をしてエリアに入り、即釣りを始める。
だが昨日あれだけバイトがあったが・・・まったくバイトはないのである。
かなり離れているが、例のポイントの船団の数は増えだし、ロッドも曲がり出していることが確認できたため、このエリア
を1時間で見切り船団エリアに移動することにした。
,早速プラで良かったスペルバリングワーム4inダウンショットのワッキー、カラーは504を使いキャストを開始し、11時
頃にようやく、中層をスイミングさせているリグがウイードに当たった瞬間に『グー』と重くなるバイトが出た。大船団での
ランディングは緊張するが無事成功、1.148gの1本をなんとか獲ることができた。
プラでは果たしてこの浜大津エリアにどれだけの船団ができるのか?と考えていたが、まさに河口湖ロイアルワンド状
態であり、琵琶湖でこのような釣りを経験したのは初めてであった。
周りはワッキーワームノーシンカーからバイブレーションのリフトフォールまでありとあらゆる釣りが見られ、岸寄りは
キーパーサイズがサスペンドしてあり、沖のウイードでくれば50upという感じでかなりの人が魚を手にしていた。
昼過ぎにもう一度朝一エリアに入り直すも状況は変わらず、結局魚を追加できず帰着50分前に釣りを終え、山ノ下湾
を目指した。
やはりかなりの人数がウェイインしており、初日は93位という結果に終わってしまった。
(DAY2)
前日の浜大津大船団を目の当たりにしており、まず1本はここで獲ると決め、うまくいけばランガンスタイルに変更と考え
フライトに向かった。
この日はフライト2番ということもあり、朝一はいいポジションに入れることも考えたが、もう一度ゴロタのピンに入ること
にして、2日目の長旅に出た。
朝一は無風で多少の日が差し、状況は前日プラの時とそんなに変わらない!これはいけるはず!とかなり期待し入る
が・・・タイミングが悪いのか・・・ノーバイトであった。
気持ちを切り換え、即エンジンをかけ、船団エリアに向かった。
この日は、新たに6inワームに重めのネイルシンカーを入れたワッキーリグで、激しくロッドをさばき、中層をスイミングさ
せてリアクションで食わせるメソッドも取り入れ、ありとあらゆるリグをローテーションさせた。
11時頃にようやく、岸寄りのエリアを中層スイミングさせているワッキーリグで、1本506gを獲り、ライブウェルに入れる
ことができた。この魚は完全にサスペンドしていた。
だがこの1本では、まず80位にも入れないことは予想でき、あと1本は絶対獲らなけらばならない!
ここから春のエリアをランガンする自分のスタイルに変更するか、ここで粘るかを迷ったが、効率を考えこのエリアで心
中することに決心した。
だが、魚を抜く人は決まったボートで何が違うのか?今回改めて自分のライトリグの釣りについて考えさせられるトーナ
メントとなった。
結局魚は追加できず、試合は終了してしまった。
総合85位・・・・せめて賞金圏内に・・・・とホームでの試合であったが、納得のいく成績は出せずに終わった。
次回、第2戦霞ヶ浦で巻き返しを図りたい!
おまけ: 表彰式終了後、仕事で夜から九州出張のため雨の中激走して大阪に向かった・・・間一髪でフェリー出航に
間に合い、 爆睡・・・。
(メイン タックル)
● ダウンショットリグ用
ロッド : がまかつ ラグゼカマー 456S
リール : シマノステラ2500
ライン : 東レソラロームスーパーハードナチュラル 4lb
ルアー : スペルバリングワーム 4in (ブラック/パンプキン ナチュラル)
シンカー: 1/16oz
フック : マス針(真ん中ワッキー掛け)
● ネコリグ用
ロッド : がまかつ ラグゼカマー 456S
リール : シマノバイオマスター2500
ライン : 東レソラロームスーパーハードナチュラル 4lb
ルアー : スペルバリングワーム 4in ( ブラック/パンプキン ナチュラル)
シンカー: 1/32oz のタングステンネイルシンカー
フック : マス針(真ん中:直ワッキー掛け)
●ラバージグ用
ロッド : がまかつ ラグゼカマー 376
リール : ダイワ TD-X103HVL
ライン : 東レソラロームスーパーハードナチュラル 12lb
ルアー : ケイテックモデルT(ブラック)11g + パワーホッグ 4in(グリーンパンプキン)
(PHOTOコーナー)
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