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2004年4月18日(晴れ、北寄りの風、中潮)
井筒ワンド北・リーズ横水深40〜60cm
久々の ロクマル、ハンドランディングにて!
62.5cm(口閉じ) 4,390g
リグ : ストレートワーム8in(チャートリュースで黄、白、銀ラメ入り)USA製
ヘビーダウンショット(8g)
フック:がまかつ314
ライン : フィールドメイト8lb
ロッド : がまかつ ラグゼカマー 376
サングラス : TALEXトゥルービュースポーツ(ハードマルチミラーコート)
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久々のロクマルでかなり感動しました!(デジカメ充電切れにつき上の写真は日没後撮影となってます)
今回は翌週の琵琶湖チャプター第2戦のプラックティスとロクマルを獲る!というノルマがかかったフィールドテストと
なりました。
また、今回は来週のエコトーナメントを想定してラインはフィールド
メイトの8lbと20lbについてはリールの元から巻き、4lbはバウオ
スーパーハードスーパーフィネス、12lbはバイオスーパーハード
プレミアムプラスについてはリーダーのみにフィールドメイトを使用
するタックルにて臨むこととし、ルアー関係についてはケイテックバ
イオミックスシリーズのピンク・パールホワイトをメインに、一部エコ
製品以外のワームも今回の釣行では使用することとした。
天候は晴れ、風も弱いという条件の中でのフィールドテストとなった
が、ほぼ全域のシャローをサイトにてチェックしていくも、ロクマルサイズは見つけられず、すべて55cmから35cmクラ
スであり、唯一名古屋から来ている早川氏がマリックスワンドで、琵琶湖大橋東岸でしゃべっていたバサーがロクマルサ
イズを目撃しただけという厳しい状況であった。
やはりそう簡単にはロクマルは獲れないかと、半ば諦めかけて、最後に井筒ワンド北側に入りシャローを見ながら流して
いると、水はかなり濁っているがボートの前をカップリングしている魚が横切り、1匹は明らかに60オーバーであることが
なんとか確認できた。(下の写真は、そのポイントとボートから見た水面はこんな感じです)

この魚はネストに張り付いている状態ではなく、再度慎重に近づくと(左写真中央付近)アシの横付近にボケ〜とメスのみ
がステイしていた。
この場所の底質は泥系のボトムの上に茶色っぽい沈殿物がたまっているような、明らかにネストをつくるに好まないボトム
であり、この魚はこのリーズ横の決まったエリア縦2m、横70cmの範囲に執拗にこだわってステイしている感じであった。
自分が考えるに産卵を終えているが、まだ産卵に非常に興味を持っており、繰り返し2回目?産卵行動に移りたく、オスを
待っている?という感じだ。
早速ランディングを考えたボートポジションを取りキャスト開始、通常の攻め方はテキサスリグで始まり、ヘビーDS、スピニ
ングタックルのDSと打っていけば何らかの答えが出るのだが、今回は予想通りまったくバイトが出ず、正直キャストするも
のがなくなり、カラフルなワームを用意したボックスを眺めて考えると、残りキャストしていないのはビッグワームとカラーに
ついてはチャートリュース系とオレンジ系だけであった。
かなり昔に買ったストレートワーム8in(チャートリュースで黄、白、銀ラメ入り)を取りまずは、スピニングのワッキーノーシ
ンカーにてキャストを開始した。
この魚がこだわっているエリアの少し奥にキャストし、そのままフォールさせると、なんと1発でラインが『スー!』と走り、慌
ててロッドを構えるも、バスはとてつもない速さ、1瞬で沖に走っていき、絶えようと思った瞬間、『フッ・・』と軽くなりフックが
外れてしまった。慌てており、しっかりフッキングできていなかったのである。
運良ければまた戻ってくるだろうと考え、沖をカスタムスピナーベイトで流し再度ポイントに入り直すと、水は濁りがさらに入
っており、ほとんど目視が困難となっていたが凝視すると再びロクマルの姿がうっすらと浮かび上がった。
今度は確実に魚を獲るため、ベイトタックルを握り、同ワームを使いワーム中ほどに無理やりオフセットフックをセットしたヘ
ビーDSを急いでリグった。
時間は刻々と過ぎていく中、キャスト開始、その1投目かなり集中力を高めている時、今度は『コッ!コッーン!』とバイトが
出、即フッキングするも、すっぽ抜けてしまい失敗・・・。
そこからしばらくバイトがなくなりリグを短く、カラーも変えたりとしたが、水は完全に濁り、目視不可能となり、もうあきらめて
帰ろうか、と思ったがあと5分だけ粘ることを心に決めて、再度ポイントに入り直す。
次第に波まで出だして、まさに最後の1投、チャートリュースのヘビーDSをそのエリアの、一度も投げていない沖側に着水
させ20秒ほど『フワー!フワー!』とリフト&フォールさせると当たりはないが、リグがまったく動かなくなる。
瞬間的に体が反応し右腕で強引にフッキング!この時点で根掛かりかはわからないが、カマー376を伝わってロクマルが
頭を左右に振っている、スローな動きが『グーン・グーン』と伝わってくる。
ラインはフィールドメイト8lb、心の中で『頼むぞ!!』と叫ぶ!フッキング7秒後にはその魚は水面で1回目のジャンプをし
現れた。ロクマル特有の『ボテボテボテ!!』というジャンプである。
『予想よりデカイ・・』、そこから走る!走る!しかもかなり早い!(かなり焦りました)
今回は沖に連れて行くということが出来ずに、そのアシ少し沖にて勝負となり、途中3回は、エレキのシャフトに巻かれたり
ボートの逆に突っ込まれたりと、『頼む!』と祈る場面があったが、ロッドとラインで魚をコントロールし、またこんな大事な
時に、巨大ランディングネットをボート船首にセットしたが落水、もちろん拾う余裕などなくボートから5mほど離れたところ
で沈んでいく・・・。
かなりビビッってしまったが、ハンドランディングをする決意をする。ようやく魚を寄せて寄せてボート真横に来たとき口が開
いた瞬間を見て、一気に口の中に手を突っ込み、下顎を親指と残りの指で挟む形でボートに引きずり上げることに成功した。
その間わずか3分であった。(アドレナリン大放出!)
琵琶湖のビッグバス、しかもロクマル相手にフィールドメイトへの信頼は絶大なるものとなった。しかもフックは上顎の10c
mも奥にかかっていたから相当ラインへのダメージがあったはずだ。
この日の釣果はこれ1本のみ!
また今回左の写真を撮影後、カメラがバッテリー切れと調子が悪く、
カメラ復旧後、辺りは暗くなってしまっており、スロープの方々やポ
パイ161号のボートサービスの方々に写真撮影時多大なるご協力
をいただき心から感謝いたします。
ありがとうございました。(左と下は拡大写真あり)

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