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3月18日京都チャプター第2戦(琵琶湖南湖)優勝レポートです!
この試合前に琵琶湖に出れたのが前々週、3月4日であるが、その時は、まさに春到来!?といった感じで、湖上でも
昼の時間帯は防寒ウェアー不要、水温も12〜14度と高く、一部シャローエリアにも魚は入ってきており、シャローで
はタイミングさえ合えば出れば魚はデカイといった感じ。この日はシャロー〜ミドルレンジを、モデル1(14g・ガード付
きラバージグ)+ビッグダディー(ミドルレンジにて使用)、シャロークランク、バイブレーションにて攻める釣りを展開し
ました。
写真は、水深70cmにてシャロークランク(バルサ製リー・シッション製)に出た53と、水深1,5mでスレッジ7のロン
グポーズに出た42です。
そして、この試合前1週間ほど、強い冬型の気圧配置が続き、ようやく滋賀県にも冬が来た!?といった感じで冷え込
む日々が続くこととなりました。
この試合を迎えるにあたり、急激な冷え込みによる水温低下がどこまで影響してくるのか、また短時間ゲームの中で
どのようにプリスポーンのゲームプランを組み立てていけるかがキーとなり、早い時間帯で1本獲り、そこからうまくア
ジャストすることを最優先に考え試合の朝を迎えました。
試合当日朝の気温はほぼ氷点下、小雪がちらつく中、8時30分頃のフライトとなり、まずは東岸1,5〜2mレンジのマン
メイドストラクチャーが絡んだエリアに入り、エレキを下ろし魚探のスイッチを入れ改めて驚く、水温は7度台と前回より7
度も下がっているではないか!?そしてもう一つ驚くことが発覚、エコワームを入れたワームBOXを積み忘れワームが1
本もない!(笑)。ジグ用トレーラーとして冬にディープレンジで出番の多いポークのビッグダディーを使用することにした。
そのエリアではシャロークランクを中心に流すも、案の定、魚の反応も生命感もまったくなく、早々にエリアを見切り移動
することにし、狙うレンジを下げ、向かうは西岸エリア2〜3mレンジ数箇所を、サスペンドミノーで流すことを考え走行して
いると、一箇所どうしても気になり引き寄せられるシャローエリアがあり、急ハンドルを切って方向転換することとなった。
そこはハードボトムの沈み物が絡んだシャローエリアであるが、丁寧にモデルT(14g・ブラック)で打っていき最後の1
投を投じるも根掛かり・・・。
やはり今日はシャローで魚を獲るのは厳しいのか?沖か?・・とロッドでラインを数回弾きながら根掛かった場所に近づ
いていき、ボートの目と鼻の先の距離で『パン!』と再度弾くとジグは外れた。
が、その瞬間ラインが『サッ』とかなり早いスピードで走ったではないか!?
『えっ・・・!!』、予期せぬ出来事でフッキングもできずにバレてしまったが、この厳しいコンディションでも、いい条件を
備えたシャローエリアにのみバスは付いていることが判明した。
そこから少し間を空け、同スポットにジグを投じるとやはり1投目でバイト!今度はしっかり溜めてフルパワーフッキング
も決まり、何度も突っ込み抵抗するビッグバスを慎重に寄せランディングに成功!55クラスのナイスフィッシュ!雪の降
る中、この時ばかりは絶叫してしまった!
このリズムで行けば優勝を狙えると直感、そこから時折スイミングも交えながら丁寧にジグを打ち続けていると、軽く弾い
た後のジグのラインが『スーッ』と横に走り『また食った!』とフルパワーフッキング!
2本目45クラスのキャッチに成功した!わずか10分後の出来事であった。
その後も、RANGERの機動力を生かしランガン、シャローレンジをモデルT(14g・ブラック)とシャロークランクで徹底的
に流していくと、2mレンジのマンメイドストラクチャーに当てたクランクを押さえ込むバイトが出て、祈りながらのやり取り
の末、3キロ近いビッグママを獲ることに成功!これで一気にウェイトを上げることとなった!
『これで今日はいったか!?』と考えかけたが、この時期の試合は必ずとんでもないウェイトを叩き出す人が『一人』は出
てくるため油断は禁物、45クラスを50アップに入れ替えるため、ランガンを繰り返したがその後はさすがにノーバイト、1
4時に敢えなくタイムアップとなってしまった!
帰着してくる選手のウェイインバッグを見ていると、皆1本か2本と苦戦しているようである。
京都チャプターの表彰式は、上位入賞者のみステージ上でのウェインと同時進行で行われ、優勝の可能性のある私が
最後のウェイインとなった。私を残し上位陣は2キロ台が5人、3キロ前半が2人のみ。
そこで私のウェイイン!『金田プロ!3本のウェイトは!6960g!文句なし!ぶっちぎりの優勝です!!』とコールされ、
栄えある琵琶湖戦のお立ち台頂点に立つことができました。
3月の琵琶湖ほどエキサイティングな時期は他にないと私は思う。
今回のような過酷な条件下の琵琶湖で、自分の得意なハードルアーオンリーの攻めの釣りで圧勝!!という結果を出せ、
大変光栄に思う。
ほんと早春の琵琶湖は紙一重、一つの決断で優勝もでき、まったく魚を見失い失意のどん底の地獄を味わうことにもな
りますね。
その他の選手のパターンは皆さんライトリグにてキャッチされている人が多く見受けられましたが、シャロークランクのピ
ーナッツやテキサスリグの杭打ちにてナイスフィッシュを獲られている方もおられました。
『水温7〜8度台、参加48名、ウェイイン率=50%・リミット率(3本)=4・2%の2人・2位で3310g、3キロ台=2人、2
キロ台=5人』
(メインタックル)
●ラバージグ用
ルアー : ケイテックモデルT(14g・ブラック)+ビッグダディー(黒)
ライン : バウオスーパーハードプレミアムプラス 16LB
ロッド : カマー676
リール : SHIMANO CURADO201DHSV
●シャロークランク用
ルアー : キラーB3(レッドクロー)
ライン : バウオスーパーハードポリアミドプラス 16LB
ロッド : ダイワ US−TRAIL701MMHRB−G
リール : SHIMANO CURADO201DHSV
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