ファイブオーシャン湖北トーナメント第3戦参戦
場所:琵琶湖北湖(海津大崎:水深9〜16m)
日時 : 2004.9.26
曇り時々晴れ(風:無風)
水温25.5℃
ボートフィッシング
今回も前回に引き続き北湖のフィールドレポートですが、今回は
ファイブオーシャンマリーナ主催のトーナメントに参戦してきました
ので、その模様をお伝えいたします。
来週末より河口湖プリプラ開始であり、しばらく琵琶湖のビッグバ
スも相手にできなくなるため、またいい結果を出してそのままマス
ターズ戦にも弾みをつけるべく、今回は優勝のみを狙って参戦した。
(ちなみに優勝賞金は10万円以上である)
ルールについて、キーパー30cm以上リミット5本で14時帰着、そ
の他JBルールと同じ(プラックティス制限なし)、あとエリアは琵琶
湖最北から琵琶湖大橋までという、とてつもない広大なエリアであ
る。
フライト後に各ボートが大浦湾を抜け出し、皆それぞれの方向に駆
け抜けて行く姿は他のトーナメントでは見ることができない光景であ
る。
さて、向かうエリアは定番の海津大崎のブレイク5箇所、天候、水質
とも前回とほぼ同じ、リグは前回よかったビッグワームのヘビキャロ、
1時間に1本獲って10キロを目標ウェイトとした。
水深は12〜14mを中心に、岩盤絡みを丹念に流していき、5箇所を入れ替わり入り直すがバイトが出ない、しかしこの
釣りはひたすら我慢の釣りであり、ウェイトも一気に上げることができるため、ビッグフィッシュが出ることを信じて耐える。
1時間、2時間、3時間、4時間経過・・・今日はあきませんモードに入りかけた時、気分転換にワームも9・1/2inから4in
のバイオホッグに変え、不意に9mラインにフォールさせズル引くと、明確な小バスのバイトが出た後、いつものバイトが
出たためフッキングすると、あまり出るはずのない29cmが水面に現れる。
即そこから全てを修正し(開始2時間で気づくべきであった)、フラット部の11m前後にキャストを開始、その1投目、時折
リフト&フォールを入れステイさせていると、一瞬スーパーハードプレミアムプラス10lbが微妙に弾けたため、すぐにライ
ンスラッグを取ると重みがあるためフッキングの動作に入る、今までバイトがなかったため貯めていた力が爆発したようで
・・・私が7年間使い続けた魂のロッドカマー676が、なんと真っ二つになる『バキ!』、『あら・・・』一瞬にして半分の長さに
なった曲がることのないロッドで仰け反りながら巻き続けると、驚いたのか?ボトムから一気に魚は浮き上がってきジャン
プをする、50はないがいいサイズである。
なんとか竿先部と共にハンドランディングに成功するも、かなり飲まれており、エア抜き後、ライブウェルに入れるも、ショッ
ク状態で明らかに帰着までもつ気配はない。O2スプレーをエラにかけて看護するも・・あきらめキャストを開始する。
数分後、やはり同じレンジ(ゾーン)で、同じくほんの一瞬の微かな『プン!』というバイトをプレミアムプラスは逃さない。
懲りずに全身フッキングすると岩盤にかかったような重みで動かないが、数秒後動き始める、即座に50以上であることが
わかるあの重みである。
今度は水深を考え、時間をかけてやり取りしランディングに成功する。ベイトをしっかり食べている2370gの魚であった。
1瞬で浮き袋に針をさし20秒近くエアを抜く。そこから残り時間は20分あったが、魚を追加できずに帰着となった。
今日使うべきリグのサイズとレンジとバイトの出方にもっと早く気づくべきであった。
結果第5位とビッグフィッシュ賞を獲得となった。このビッグフィッシュ賞を獲るこ
とはやはり気持ちがいい。(4位=5本2760g・6位=3本2190g)
全体的に釣れてはおらず、優勝は5本=4980gで河口沖の回遊待ちパターン
であり、その他、河口近くのエリアで釣っている人が目立っていた。
私の海津大崎エリアは1箇所以外は貸切で、表彰式で話していた今回第3位の
北湖でガイドもされているエコワールド長谷川プロは知っておられたが、『ただの
ナチュラルブレイク』なのである。だが肝があるのだ、デカイのが付くところは!
また今度紹介してみたい。
今回メインに使用した
≪ タックル≫
●ヘビキャロ用
ルアー : ギドスリンガー9・1/2in(ウォーターメロン系)とバイオホッグ4in(グリーンパンプキンペッパー)と
パワーホッグ4in(グリーンパンプキン)
ライン : バウオ スーパーハードプレミアムプラス 10lb (リーダー1m10cm)
フック : がまかつWORM 316 #4/0と3/0 エクストラワイド・ゲイプ
シンカー: アクティブバレットシンカートーナメント 12g
ロッド : がまかつ ラグゼカマー 676 → 376
リール : ダイワ TD-X103HVL
最後に、この大会のスポンサーの数、景品の数の多さには驚きました。エントリーフィー3000円なのに、たとえ釣れな
くても、ジャンケン大会で鬼のような数の景品が待っていますので、元は取れます。
私も、賞金・ビール1ケース・ルアー各種・Tシャツ・ステッカー・サランラップ・便利な謎のUSAグッズ・餅・・・・。
また、参加者は岐阜や愛知の方々が多く、皆さんなごやかで明るい人ばかりで、本当に楽しい一日を過ごすことができ
ました。南湖のトーナメントばかり出てる方々、すばらしい北湖にて開催される試合にも参加しましょう!
次回は10月17日開催です。