よろしくお願いいたします!!
ケイテックのサイトへ!
東レフィッシングネットへ!
BWKバスクラブのホームページへ!
バスアングラーが団結するサイトです!
滋賀県釣り団体協議会のサイトへ!
BASSWAVEへ!
NBCNEWS
日本釣り環境保全連盟
YAHOO JAPAN!
 





琵琶湖チャプター第1戦(参加129名程)

場所:琵琶湖南湖

日時 : 2004.3月28日

天候 : 晴れ(小潮)

水温:12℃

ボートフィッシング


今回は琵琶湖チャプター第1戦の模様をお伝えいたします。

いよいよトーナメントシーズン開幕ということで、2週間後にはマスターズシリーズ河口湖戦もひかえており、自分の中

では、今回の試合をマスターズ第1戦と想定して、オフシーズン中に忘れてしまっているトーナメントを戦う上での思考

回路を目覚めさせ、前日プラにも入り、今回は自分にプレッシャーをかけて試合に臨むことにした。

この試合の週は2回も雨が降り、この雨が、前週までの魚の動きにどのような影響を与え、また中潮から小潮へと移る

条件であることもトーナメントの戦略を考える上で重要な要素となった。

魚はこのような条件下であるため、シャローにはさしておらず、まだ多くの魚はコンタクトポイント付近に固まっていると

判断してプラックティスを行った。

(前日プラ)

まず先週魚が固まっていた井筒ワンド周辺の良質ウィードエリアに入り、人の動きを確認しつつ、程よい東風が吹く中

ブルーザー6in、バイブレーション(赤)を投げて広く探る、数回ブルーザーのスローな動きにバイトがあり魚がいること

を確認する。念のために魚の大きさを見るためスペルバリングワーム(502)4inのスプリットショットをキャストすると即

バイトがあり、かなり重量感がある魚であることを確認する。このエリアを明日使える1つのエリアとした。

ここから春のブリブリの魚を、やはり琵琶湖ならではのハードルアーで獲るパターンで勝負するため、下物のリップラ

ップから始まり南下、取水塔、橋脚、一文字、矢板、鉄柱、コンクリート護岸、壁・・・全てのものをケイテックモデルW9

g+バイオホッグ4in、クランクベイトCB200(赤系)を中心に打ち続け、2mと少し水深のあるリップラップエリアでかなり

デカイ魚がバイトし数分やり取りの上、フックが外れてしまいサイズは確認できず、あとは人口島水路内のブロックにて

ラバジのフォールにて1本キロフィッシュのバイトあった。

念のため水路関係も確認し1箇所かなり魚が入っている水路を見つけたがサ

イズも最大1500g程度と小さいため、このエリアも試合では使えないと考え

捨て、近江大橋から西岸を北上し琵琶湖ロッジのワンドまで、一通りコンタクト

ポイントとなるマンメイドを打ち続けていき南湖を半周した。

だが、 どうもこれ!と言ったエリア・パターンも見つけられず、もう一度タイミン

グを変え入り直してみることにして東岸に渡る。

しばらくランガンを続けて、目の前にあるストラクチャーにラバジをフォールさせ、続いてライトリグをフォールさせるが反応

はなく、そんな時、ふと『ここはスピナーベイトを使えばええやん・・・』というひらめきがあった。

正直この時期によくスピナーベイトを使う経験は今までそんなにはなかったはずだが・・

すぐにカマー376にケイテックカスタムスピナーベイトDBLW11g(アユ)をセット、その1投目に結果が出てしまった。

ストラクチャーの横50cmぐらいの所を通すと、『コ!コ!コ!コッ!』とバイトが出て即フッキング、すると3キロオーバ

ーのメスが水面に現れる。似たようなストラクチャーを探しキャストすると、即バイト、今度も同サイズが出る。

全て2m前後のミドルレンジエリアであった。魚は追って食ってくる感じである。

この時点でデカイ魚は浮いており、横の動きに反応が良く、一箇所のエリアは魚が濃く、明日も魚が動かないロケーショ

ンであることを悟る。(そのストラクチャーが何か?は今回は秘密にしておきます)

天候・風も明日は今日とほぼ変わらず、 久々に勝てるパターンが明確に見えてしまい、この釣りが明日も通用すること

を確信してプラを終えた。

(試合当日)

懐かしい光景! 隣はこの時期をもっとも得意とする浮本プロ!

当日の参加人数は129名であり、この時期にマスターズ戦で2度優勝されている南豊和プロをはじめ、地元マスターズ

プロも多数参加しており、優勝ウェイトも結果7キロ (リミット3本)となる、かなりレベルの高いトーナメントとなった。

AM8時前、第2フライトで試合は始まった。

朝一は昨日決めていたエリアに入り、3キロオーバー・うまくいけばロクマルも混じるため、 昨日巻きなおしたバウオスー

パーハードプレミアムプラス10lbと12lbにセットしたカスタムスピナーベイトの金と改良した赤ブレード、2本の自信ある

タックルで勝負に臨んだ。

今回のメインウェポン! 勝負はすぐに出ると考えていたため、緊張の1キャスト・2キャスト・3キャスト・・

しかし前日と違いまったくバイトが出ない?

念のためラバジのフォール・ミノーシェイプ4in504のヘビダンのステイを入れ

るも、こちらも反応がない。

確かに昨日より水の動きは少ないが、なぜまったく反応がないのかわからず、

魚は更にスポーニングに向け先に進んだのか?引いたのか?と考え、1時間

で昨日良かった同種類のストラクチャーがある第2のエリアに移動、こちらも反応なし、正直『エー?』昨日と同条件なの

に、ここまで早く魚が動くのか?時間は刻々と過ぎていき、自信のある井筒のウィードでも、下物のリップラップでもバイト

は出ず、11時が過ぎてライブウェルには1本も魚はいない。

帰着は13時10分である。魚の動きの読みが甘いのか?そんなはずはない・・・

今回ボーズでこのままズルズルマスターズ戦も行くの?こんな結果でスポンサーにフィールドレポート書けるの?ホーム

ページにこんな内容書けるの?自分ゼッケン何番?・・・釣れない試合に襲ってくるプレッシャーは、やはりかなり辛い。

残り時間は1時間弱、自分の中で気持ちを整理した。

優勝狙いの釣りをやめ、井筒のウイードエリアでマスターズ戦を想定して、スピニングタックルでねちねちやるか?迷った

が、ここは琵琶湖でしかも春!今しかできないダイナミックな釣りをせねばと考えもう一度勝負に出ることにする。

水温は朝一に比べ上がっており、魚がまた入ってきていることを考え、朝一エリアにもう一度入り直す決心をした。

早速キャスト開始、スピナベを通すラインを考えキャストしていると、水が動き出したことに気づく。

マンメイドスレスレにキャストし、リトリーブして数秒後、ようやく『ゴン!!』とバイトが出る、一気に突っ込む魚をランディン

グしてみると、キロ少しのオスであった。やはり魚はこのエリアに入ってきたのか?朝から魚はいたが、ただ口を使い出し

ただけなのか?

昨日もオスが混ざったため、必ずメスが混じると考え、時折キャスト後ボートポジションも変えストラクチャーに故意にコン

タクトさせたり、チューンナップした赤ブレードのスピナーベイトを通したりと、ポイントを休めたりを繰り返している時、また

しても水が動き出し変化していることに気づいた瞬間、今度はストラクチャーから1m程離してリトリーブしているところで

『ゴン!!』とスピナーベイトの動きが止まる、ストラクチャーに引っ掛かってしまったような重みがカマー376に伝わる。

今度は明らかにデカイ!プレミアムプラス10lbで2回ほど突っ込む魚に耐え、強引に引き寄せネットに寄せて寄せて入

れることに成功!『ヨッシャー!』 と久々に絶叫!それほど自分には価値のある1本2キロオーバーのメスであった。

残り時間は30分程、もう一本メスを獲り、1本目のオスをメスに入れ換えれば必ず勝てる!ロクマルよ混ざれ!混ざれ!

と祈りながらキャストを続ける。

近くではスピニングを握っている方にも連続してバイトが出るが、すべてサイズは小さく、1キロ止まりである。

浮いているデカイ魚は明らかにハードルアーにのみ反応している。

3本目はその15分後に今度は、スピナベをリトリーブ時故意にストラクチャーにコンタクトさせた瞬間に『ゴン!!』と

2本目とまったく同じバイト、かなり重量があることがカマー376に伝わり、念のため2回、3回とフッキングをする。

ロッドは弓なり、だが自信あるラインのため、何の不安もなくボートに寄せ、ネットにゆっくりと、またしても2キロフィッシ

ュを入れることに成功!正直、つい1時間前には考えも出来なかった状況で、本当にうれしい瞬間であった。

1本オスが・・ 水は動き続けているが、タイムアップとなり魚の入れ換えはできずにストップ

フィッシング、このウェイトでは、たぶん3位ぐらいかな?と予想し会場である

琵琶湖マリンに向かった。

結果はやはり優勝7キロ台というウェイトになっており、順位はなんとか4位

入賞、3本=5,380gであった。

また、自分の上位3名はすべてディープホールの北壁で釣っており、優勝の

市川プロは1本4100gの巨大バスを獲っており、あのエリアの魚のウェイトのすごさを見せ付けられる結果となった。

水深も3mレンジはサイズが良く、7,8mレンジは45クラスであったとコメントされているが、あの穴の魚は1年一体どのよ

うな動きをしているのか?私にはわからない。えさが豊富な事は間違いないはず・・

今回の順位には満足していないが、自分の中で新しい発見もあり、大変価値ある魚を獲ることができうれしく思う。

また、今回敢えてラインをストラクチャーに擦らせスピナベをコンタクトさせる釣りを展開したが、バウオスーパーハードプ

レミアムプラスの強さにはただただ驚くばかりであった。

(スタッフ古村氏提供写真)
いったい何位かな? なんとか4位! インタビュー中!

景品には新製品のバッテリー! 全体撮影でした!

(下の画像は拡大写真になります)

琵琶湖チャプター第1戦第4位 M38中田篤実プロとの一枚です! 3本=5380gでした!


今回メインに使用した≪ タックル≫2本

●スピナーベイト用 その1

ロッド :    がまかつ ラグゼカマー 376

リール :  ダイワ TD-X103HVL

ライン :   バウオ スーパーハードプレミアムプラス 10lb

ルアー :  ケイテックカスタムスピナーベイト11gDBLW(アユ)

●スピナーベイト用 その2

ロッド :    がまかつ ラグゼカマー 676

リール :  ダイワ TD-X103HVL

ライン :   バウオ スーパーハードプレミアムプラス 12lb

ルアー :  ケイテックカスタムスピナーベイト14g(アユ)改良赤ブレード使用