今回のマスターズウエスタン第2戦は、仕事の都合で
直前プラも実施できず、現地には前日の15:30頃に
到着となり周りの情報を聞くのみで本番をむかえた。
情報では苦戦している人が目立っているようだが、一
部の人はリミットも簡単に揃い、5本=6キロ×2日間
で優勝という景気のいい話も聞かれ、また上流ではグ
ッドサイズの魚が出ているようであった。
会場から見ても解るが、水は全域に渡って濁っており
サイトフィッシングも困難な状況となっていた。
まずは初日スタート、悩んだが手堅く釣るために下流
に向かうより、デカイのを獲らないとトーナメントに出る
意味がないということで、上流の旦土橋へバウを向け、
シャロー寄りをホッグ系テキサス、スピナーベイト、クラ
ンクベイトを状況を見ながらキャストしていき、8:00頃、
流れがありロックが絡むシャローエリアでスピナベに8
00gフィッシュが出てくれた。
そこからスピナベメインに流し続け、30分後、会場下流
のブッシュと竹が絡むシャローで待望の2キロフィッシュ
が出てくれ、幸先の良すぎるスタート。
その後何度もポイントを休めては入り直しキャスティング
を続けたが、日が昇ってしまってからは魚が出る気配も
なくなり、中流域を攻めに移動。
そこからスピナベと時折ライトリグも交えて、各エリアをチ
ェックしていくも魚は追加できずに初日が終了、中流域で
は2日目に使えるエリアも見つけられず収穫なしといった
感じであった。
トップウェイトは4本=4270gで、私は2本=2840gの9
位といい位置に付けることができ、夜は落合の白梅の湯と高級焼肉大龍にて南、山岡、北山プロとのミィーティング、ま
た宿舎のログハウスは最高の雰囲気と設備で、快適な時間を過ごすことができた。
2日目のプランは、朝の時間帯に上流域で勝負し、時間が経てば中流域の岬、岩盤が絡むエリアでライトリグにて攻め
ることと考えたが、2日目の天候も晴れ、しかも上流域の水が徐々にクリアーになってきていることが、かなり気がかりで
あった。いずれにせよ朝一が勝負になることだけは間違いなかった。
(初日=参加者110名、検量率69%、LM率2,7%、1匹平均重量737g)
2日目は第2フライトで、全てのボートが移動するまで会
場下流で待って、タイミングを見計ってポイントに入り1投
目、昨日よりかなり水はクリアーになっている中、ボート手
前5mのところで、リトリーブ中に『ゴン!』とバイトが出る
と同時にスピナベが消え、800gフィッシュをキャッチする
ことに成功した。
そこからシャローとブレイクはスピナベ、川中央寄りはファ
ットペッパーマグナムを引き倒し、禁止エリア境界線の上流
から旦土橋までを3,4往復流したところで日が昇ってしま
い、下流域に移動、手探りで目に付くところを流していくも魚
を獲ることはできず苦戦。
あと2本獲らないとお立ち台には絡めないと考え、ようやく1
1時頃に須々木ワンド上流の岩盤の角にて、タイトにフォー
ルさせたライブインパクト3のジグヘッドに待望のバイトが
出、900gを追加、このころから各エリアでバスが水面で
小魚をチェイスする場面を何度も目撃し、時折ポッパーも
交えてキャスト、その後小森ワンド下流の岩盤、西川周辺
と周ったが、あと1本を追加できずに終了となってしまった。
ウェイトは2本=1660gで2日目の単日順位は18位、た
だ初日の上位陣の選手の多くが苦戦したようで、私の総
合成績は大きくジャンプアップし、3位という結果を出すこ
とができた。
4年振り2回目のマスターズ戦お立ち台となったが、強豪
地元勢有利な状況下、自分の好きなスピナーベイトのスト
ロングな釣りでこのような結果が出せて本当にうれしく思う。
次回こそは、優勝を決める最後の1本をきっちり獲って必
ずや優勝してみせたい!!
(2日目=参加者110名、検量率58%、LM率1,8%、1匹平均重量692g)
(2日間メインに使用したタックル)
●スピナーベイト用
ルアー: ラオウ3/8oz (エコ仕様)
ライン : バウオスーパーハードプレミアムプラス 12LB
ロッド : がまかつ ラグゼカマー 376
リール : TD−X 103HL
●クランクベイト用
ルアー: ファットペッパーマグナム(アユ)・サンダーシャッド
ライン : バウオスーパーハードプレミアムプラス 14LB
ロッド : がまかつ ラグゼカマー 376
リール : TD−X 103HL
●ジグヘッド用
ルアー : ライブインパクト3 (グリーンパンプキンペッパー)
ライン : バウオスーパーハードスーパーフィネス 4lb
ジグヘッド : スーパーラウンドジグヘッド 1/20oz (#3)
ロッド : がまかつラグゼサーミス 756S
リール : シマノステラ2500
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