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2004 JB マスターズプロシリーズ 第6戦 河口湖 (台風の影響により10日のみの1DAY戦)


最終戦フライト時の模様
泣いても笑っても最終戦!いざ出陣!!



(RESULT) 総合 109位 《 DAY1  1本 ・ 578g 》



(PRACTICEより)

正直、振り返るのが辛い試合であるが・・・(涙)。最終戦の模様をご報告いたします。

今回プラックティスについては、クラシック出場権を獲得するために、前週の土曜と前日金曜に行い、前週の土曜には

ディープレンジを中心に湖全域を周りチェックし、鵜の島西側にてなんとかキーパーが触れるエリアを見つけた程度で

周りの情報からもかなりタフコンディションであることがわかった。ただ試合の週に放流が行われるという情報もつかん

でいた。

いい緊張感を持って臨んだ前日プラでは、前週よかった鵜の島西側のディープレンジにてロングリーダーのダウンショ

ットでキーパーを1本獲り、周りでもキーパーが出ていることを確認、前週と状況がさほど変わっておらず、それ以外の

他のディープエリアでキーパーサイズは触れずというタフな状況は変わっていなかった。

また、キーとなる放流については後でわかったが、プラ終了時刻前の15時頃から4箇所行われており、キーパーは10

本獲って1本が混ざるという程度で、ほとんどがノンキーパーの放流であることが情報からは判断できた。

初日は放流エリアの魚屋と、ディープではそぐそば鵜の島西側をメインにパターンを組んでいた。

ただ、台風が速度を早めて接近しており、初日中止も考えられたが、自分としてはなんとか2DAYSの試合を望んでい

た。


(プラックティス時のメインタックル)


● ダウンショット用(ディープレンジ用)

ルアー :  バイオリンガー3in(グリーンパンプキンペッパー)・リトルスパイダー2in(グリーンパンプキンペッパー)
             
ライン :   バウオスーパーハードスーパーフィネス 3lb (フック下のリーダー1m)

シンカー: 1/16oz(ZAPPUタングステンシンカー)

フック :    がまかつワーム39 #4

ロッド :    がまかつ ラグゼカマー 456S

リール :  シマノステラ2500



(DAY1)


初日中止発表直後の浅川スロープの様子 目覚めるとやはり雨、雲行きも怪しく、朝6時45分頃本部にて、台

風の影響で初日中止の決定が下された。

12時までクラシック出場権が懸かっている3人の南氏、山岡君とマ

クドナルドにてリラックスして楽しくお喋り、13時から15時頃まで雑

誌バサーの開高健特集を熟読後、車内にて17時30頃まで昼寝を

し、パチンコ帰りの南氏(2万円負けるも『あー明日取り返しますま

すから』と笑顔)と、ドライブ帰りの山岡君と、河口湖健康センターに

て待ち合わせ、温泉入浴、夕食を済ませ、泣いても笑っても明日が

最後とお互い健闘を誓い合って別れた。寝る前の心境としては、明日は必ずクラシック出場権を獲得するという自信もあ

り、そのためには最低3本のキーパー(順位も50位以内)が最低必要であると考えていた、また、フライト次第でエリアを

決定することにして眠りについた。


(DAY2)


フライトは第2フライトと最高の条件であり、まずは一番人がすくないと考えた国友ボート前に向かった。場所も放流地点

近く最高の場所にボートポジションを取り、シャロー〜3mまでを流していくもノーバイトであり、すぐ沖の2〜3mのウィー

ドエリアにボートを移動させ、ダウンショットでウィードポケットを打っていく。その時、濁り気味の2,5mに700gを発見し、

ネコリグをフォールさせるも無反応、ロッドを持ち換えると魚が動いたのか見失ってしまう。そくマーカーを打つべきだった

・・・。それから少しの間サイトをするも、濁りと曇り空で日が照らず目視は困難であった。

その後周りのボートの竿もあまり曲がらない、魚はウィードの中にいたのだがその時点ではまだ気づかず、かなり気に

なっていたディープ鵜の島西側の様子を見に一度移動することにした。

そこから見える放流場所の魚屋は大船団が形成されており、キーパーもかなり出ているという情報も伝わってきたがも

はや入れる場所はないと考えた。早速、鵜の島西側にてキーとなるピン2箇所をチェックするも無反応、周りも人が少な

く、雲の合間から日が差し始めたこともあり、サイトを行いに再び国友ボート前に戻る。

到着少し前に関東の前田氏が1本キーパーを獲っており、ウィードエリアをライトテキサスバイオグラブで打ちながら流

していくうちに、ようやく魚の付き場がわかり、次々に魚を抜いていくがMAX29cmである。

キーパーが出ることを信じて打っていくも30cmのラインを超えない・・。すれ違う選手からどうも他の放流エリアではキ

ーパーがかなり出ていたということが伝わってき焦り出す。帰着14:30という時刻は着々と迫ってくる。

残り時間が2時間を切り、このままでは無理だと、ビッグフィッシュを狙いに、再度鵜の島西側のディープレンジにてヘビ

キャロを投げて数箇所を流す。だがキーとなる場所でも反応はなく残り1時間を切り、やはりこの釣りで魚は獲れないと

判断、魚屋をはじめ他の放流場所はすでにキーパーは抜かれた後と考え、残された時間を効率よく使う為、再度国友前

に向かい、人が打ってない沖側のウィードエリアからライトテキサスを打ち始める。

時折バイトが出るも、キーパー30cmラインの壁はやはり高い。

時折、クラシック出場はもう無理という事が脳裏を過ぎるも、絶対諦めないという気持ちとの間で葛藤が続く。しかし刻々

と時計の針は進み、釣りをできる残された時間はついに1分を切ってしまった。

最後の一投と決めてバイオグラブのライトテキサスをキャストしたところはノーマークのウィードエリアから離れたただの

2〜3mのフラットであり、一度もやっていないズル引きを開始、するとギルのようなバイトが出てフッキングするもスッポ

抜け、これはキーパーと確信し即同じラインにキャストすると、またもや同じバイトが出て次は慎重にフッキングすると今

までにない重みがあり、やらねばならぬことが一瞬にして閃いたが後の祭り、魚をライブウェルに入れて大急ぎで会場へ

と向かった。

1本=578gしかウェインすることしかできず、2004年の目標としていたクラシック出場への道は閉ざされてしまった。

クラシックへ届かず・・・1本のウェイン やはり結果キーパー3本か1300gを獲っていれば、その目標は達

成できており、その他グラブワンドでジグスピナーが炸裂したこと、

今回プラではキーパーがまったく出なかったいつも試合で使うディ

ープ1箇所でもキーパーが炸裂していたことを後で聞かされた。

今回はエリア選択、時間配分で大きなミスをしたことが致命傷とな

った。

スタート時河口湖大橋をくぐる時、すぐ後方にいて魚屋に向かった

南氏は、国友ボートに向かう僕を見て、勝利を確信したとのことで

あった。

年間順位は27位と自己最高の成績ではあるが、満足などとてもできる心境ではない。かなり失望している。

今回の結果を真摯に受け止め、来年はまた新たな目標を立てがんばっていきたい。


(メインエコタックル)


●ライトテキサス用(ウィード打ち放流バス用)

ルアー :    バイオグラブ3in(ウォーターメロンペッパー)

ライン :     バウオスーパーハードプレミアムプラス 8lb + フィールドメイト8lb

シンカー:   TGシンカー18 グラビング (5g)  SS(シンカーストッパー)トーナメント(S)使用

フック:     がまかつWORM 316 #1/0 

ロッド :      がまかつ ラグゼカマー 376

リール :    ダイワ TD-X103HVL


● ネコリグ用(放流バス用)

ルアー :  バイオクローラー3.5in(グリーンパンプキンペッパー)
       
ライン :   バウオスパーハードスーパーフィネス 3lb + フィールドメイト4lb

フック :    がまかつワーム39 #2

シンカー: 1/64oz(アクティブMSトーナメント)

ロッド :    がまかつ ラグゼカマー 456S

リール :  シマノバイオマスター2500


● ダウンショット用(ディープネイティブバス用)

ルアー :  バイオリンガー3in(グリーンパンプキンペッパー)
             
ライン :   バウオスーパーハードスーパーフィネス 3lb + フィールドメイト4lb (フック下のリーダー1m)

シンカー: 1/16oz(ZAPPUタングステンシンカー)

フック :    がまかつワーム39 #4

ロッド :    がまかつ ラグゼカマー 456S

リール :  シマノステラ2500



池田、今中氏 山岡君クラシックがんばって!!

写真左は、池田氏と今回33位の今中氏、お立ち台2位の方と同じく、グラブワンドでのジグスピナーパターンを押し通し

見事3本を獲り、その時間帯は入食いであったとのこと。

写真右はお馴染み山岡氏、クラシック出場用紙を見せ付けられました・・・年間総合19位でフィニッシュ!今後の彼の

活躍は非常に楽しみである。

ちなみに、南一貴氏は年間総合12位と自己最高の結果でフィニッシュ!『金田さん!スカパーでクラシック応援お願

いします!(ニタニタ)』という言葉とあの表情は一生涯忘れないであろう!でも彼の強さは本物です。

2004年マスターズシリーズは、このようにして幕を下ろしました。本当に早い一年であった。