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2004 JB マスターズプロシリーズ 第5戦 山中湖 (9月4日、5日)


何年ぶり?マスターズ戦のリミットメイク!!
2日目、起死回生のリミットメイクに成功!!涙!



(RESULT) 総合 28位 《 DAY1  1本 ・ 450g 、 DAY2  5本 ・ 2,350g 》



(PRACTICEより)

今回の山中湖戦は、2004年の目標である『マスターズよりクラシック出場権を獲得する』ことが懸かっている外すこと

の許されない重要な試合であり、プリプラックティスも行う予定であったが急遽仕事の関係上前日プラしかできない状

況となった。

(山中湖戦のルールがわからない人のために簡単な説明を行っておきます。この湖の岸から沖へ100〜150mほど、

湖の周り約70%ぐらいが保安区域となっており、エンジンまたはエレキ付きの動力船は進入ができないルールとなっ

ており、保安区域内での釣りは非動力船のみとなる。境界線には目印としてオレンジ色のブイが浮かんでいる。したが

って一部エリアを除き、動力船=ディープ、非動力船=シャロー〜ミドルの釣りという構図となる。ちなみにトーナメ

ント会場から平野エリアまでローボート全速力で約40分の所要時間となる)

旭日丘地区周辺 事前情報で湖のコンディションは一日粘って1本獲れるか?という

非常にタフな状況という声が多い中、自分の中では、8月初めに行

われた保安エリア内でのサイズは小さいが放流バスパターンと、第

2水中島を中心とした出ればキロフィッシュのディープパターンの2

つがキーになるであろうことが、掻き集められた情報から判断でき

た。

自分の釣りのスタイルとしてはディープで勝負に出たいところではあ

るが、今回最低でも50位以内に入ることがクラシック出場への最低

条件となり、必ず両日とも魚を獲らねばその目標は達成できないため、悩みに悩んだ挙句、保安区域内で放流の居残り

の魚を狙う選択肢を選び、貴重な一日のみの前日プラを行うことにした。

プラでは平野ワンド、会場前、国道前周辺を中心にチェックし、プラで何も掴めなければ180度プランを変え、試合はぶ

っつけ本番ディープで勝負することにした。

前日プラは、昨年よりお世話になっているレンタルボート屋ジュピターさんに会場のすぐそばの桟橋まで運んでいただい

ているローボートにて行い、時間的な問題で平野ワンド〜会場前のみのチェックとなってしまい、平野ワンド内にてサイト

で1箇所数本放流バスが固まっているエリアを見つけ、会場に戻る途中に旭日丘地区東にて偶然見つけたシャローより

のブレイクとウィードが絡むエリアにて1箇所、フットボールジグモデルU7g+エコグラブで魚を触ることができただけと

いう非常に厳しい内容であった。結局、悩んだ挙句、本番はローボートを選択、平野ワンドへロングドライブに出て、まず

はサイトフィッシングにて勝負することから始める決心をした。


(DAY1)


朝ミィーティングの様子 試合初日は第4フライトであったが、迷わず平野ワンドに向かい、

自分が見つけていたエリアは予想通りのノーマーク、天候も前日と

大きく変わっておらず、動くはずはないと考えていた放流バス3本

は、その場から消え去っており、慌てて前日魚を掛けたシャロー1、

5mラインをバイオリンガーのネコリグにて流すも魚の気配は感じら

れない。そこでボートが集中しているリーズエリアで勝負するか迷

ったが、結局約20分で平野エリアは捨てる決断をし、再び会場方

面に戻ることにした。まさにランガン?である。

途中引き付けられるママの森の保安区域が切れるエリア付近にボートを止め魚探を見たが、粘っても魚が獲れるとは

思えなかったため再び会場方面に向かい、昨日魚を触った旭日丘地区東エリアに到着した。

残された時間は2時間半しかない、すぐ様モデルWエコ+バイオグラブのキャストを開始、かなりシャロー寄りのライン

を時折エコスピナーベイトも交えながら流していくことにした。(左上写真はNBCNEWS提供)

するとキャスト開始まもなく、フォール中のジグにかなり微かなバイトであったが、フィールドメイト8lb+プレミアムプラ

ス8lbは確実にバイトをロッドに伝えてくれ、即フッキング!難なくデッキに450gの魚を抜き上げることに成功した。

そこからそのエリアを中心に流すも反応はなく、ラインを4mに落として再び流していくと、またもやフォールした瞬間に

微かなバイトが出て魚を乗せることに成功したが、口掛かりが浅っかたようで数秒後ラインは軽くなりバラしてしまった。

その後、キャストを繰り返すも結局魚を追加することはできずに終了となった。

ただ明日に繋がる、魚が他のエリアと比べまだ濃いと考えられるエリアとラインは何となく掴むことができたことがせめ

てもの救いであった。

同じジュピターさんで借りている他の選手の情報としては、保安エリア内では平野のリーズで時折ネイティブのいいサ

イズも混じっていたようだが全体的に数は少なく、会場西の国道方面についても状況は厳しいようであり、エンジン船組

みからの情報としては、やはり第2水中島で、ハンプがある中心部に浮いているボートに怒涛のキロフィッシュラッシュ

があり、その周りに浮いているボートにも時折魚が回ってくることもあったようだが、やはり魚を手にしているのは中心部

の一部のボートのみと、周りに浮くボートは精神的にもかなり辛いものがあり、ただ指をくわえて眺めていたという選手

が多かったようである。

初日99位、明日最低でも2本獲らなければ今日の450gはまったく意味がないと考えられた。


(初日のメインエコタックル)


●フットボールジグ用

ルアー :   ケイテックスペシャルラバージグエコモデルW03E(7g) ガードを全て取り、スカートも短くカット

トレーラー: 3バイオグラブ(ウォーターメロンペッパー )

ライン :    バウオスーパーハードプレミアムプラス 8lb + (リーダー)フィールドメイト 8lb

ロッド :     がまかつ ラグゼカマー 376

リール :   ダイワ TD-X103HVL

● ネコリグ用

ルアー :  バイオリンガー3in(グリーンパンプキンペッパー)
             
ライン :   バウオスーパーハードスーパーフィネス 3lb + (リーダー)フィールドメイト4lb

シンカー: 1/64oz(アクティブMSトーナメント)

フック :    がまかつワーム39 #2

ロッド :    がまかつ ラグゼカマー 456S

リール :  シマノステラ2500


(DAY2)


雨と霧の2日目 2日目第2フライト、スタート直後から昨日魚を獲った旭日丘地区

東寄りエリアに向かい、縦横無尽にモデルU7g+エコグラブのジ

グをサーチベイトとしてキャストし反応を見る。

雨も降り出し、昨日より明らかに状況はよくなり魚の活性は上がっ

ているはずであるが、まったく反応は得られず、スピニングタック

ルを握り、ノーシンカーにてスローに流し出した。

風が吹いている時はミノーシェイプ4、止めばカットテール4を交互

に投げ、10時頃ようやくフォール中にスーパーフィネス3lbが走り

出しフッキングするとスッポ抜け、背筋が凍る。その30分後、ようやくレンジ2,5mにステイさせたカットテールが重くな

り1本目をキャッチすることに成功、ただこの1本450gでは意味はないため、最低あと1本は必要と集中し直し、再び

キャストを続ける。

するとその後、またもやフォ−ル中にラインが走り出し、慎重にスイ−プフッキング、心臓バクバクにて寄せエコネット

に入れることに成功。なんとか2本のノルマを達成する。

そこから一気に肩の力が抜け、前日は想像すらできなかったが、リミットメイクのみを考えてキャストを続けていた。

小刻みに小移動を繰り返し似たレンジとエリアを流し、30分ごとにバイトが出て、気が付けば帰着1時間を残してリミッ

トメイクに成功、しかも1本はネイティブ700gの魚も入ってくれた。今日は明らかにブレイクに絡むキーとなるウィード

にできるだけタイトにリグをフォールさせることが肝となった。

そこから魚を入れ替えるため沖に移動し、6〜10mラインのディープの釣りに切り替え、ホンデックス5600の画面に

写るベイトを見ながら、ワッキーダウンショットにて風に流されながら会場まで流すも、6本目を獲ることはできずに帰

着となった。

5本=2350g よくがんばってくれた左手!

盾と賞金受け取ってます!結果2日目単日12位=2350gというウェイトを出すことができ

た。初日気付いていればと悔やんだが、総合28位という結果に

は正直驚いている。(左写真はNBCNEWS提供)











(2日目のメインタックル)

● ノーシンカー用

ルアー :  ミノーシェイプ4in(スモーク・プロブルーナチュラル)

       カットテール4in(プロブルー)       
      
ライン :   バウオスパーハードスーパーフィネス 3lb

フック :    がまかつワーム39 #2

ロッド :    がまかつ ラグゼカマー 456S

リール :  シマノバイオマスター2500

●フットボールジグ用

ルアー :    ケイテックスペシャルラバージグモデルU03(7g) スカートを短くカット

トレーラー: 3バイオグラブ(ウォーターメロンペッパー )

ライン :     バウオスーパーハードプレミアムプラス 8lb

ロッド :      がまかつ ラグゼカマー 376

リール :    ダイワ TD-X103HVL



(仲間の活躍コーナー!!)


下の写真は皆様ご存知の通り、今回第4位でお立ち台に立った南プロ、彼はインタビューでも言っていた通り、試合

前日夜23時まで滋賀で仕事をし、早朝に山中湖到着というハードスケジュールで参戦し、プラは一切やっていない

が、試合数週間前から『金田さーん!山中湖は釣りますよー!』と、必ずいい結果を出すと自信に満ち溢れた言葉

を何度も口にしていた、有言実行はさすがである。本当におめでとう!!(メラメラ)

南一貴プロ 南一貴プロ

南一貴プロ 南一貴プロ


続いて下左がM6杉浦秀樹プロ総合45位、プラでは平野でお会いしたが、本番は国道方面にてクランキングパター

ンを押し通されたようで圧巻です。いつお会いしてもクランクベイトをマシンガンキャストされております!

右はM263山岡計文君総合40位、彼はご存知サイトの達人のため『2m以深で釣りをするのはイヤです!』と前日

発言していたが初日は長池方面のブレイクにて我慢に我慢を重ね深海6mから1本のキロフィッシュを獲ったのこと

で驚いたが、2日目はあの悪条件下でサイトのみを強行し2本の魚を獲って来ているので、それまた驚かされた。

ちなみに初日6mにて獲った魚は、なんとサワガニを吐いたとのことで、ディープの魚がドシャローに出てくるのか?

サワガニがディープを回遊しているのか?謎である・・・。

M6杉浦秀樹プロ総合45位 M263山岡計文君総合40位



最終戦を残した時点で年間暫定31位と自己最高の順位となっているが、次の試合で結果を残して目標を達成できる

かここからが正念場である。集中したい!!

パソコンを打つ手のヒラはマメだらけ、左手首は腱鞘炎で激痛が走るためあまり動かせない、試合2日目もキャスト

するたび悲鳴をあげていたのがすでに懐かしい。