(PRACTICEより)
今回の試合に向けてのプラックティスは前日のみの実施とした。
今回の試合について自分の中では魚を獲る自信がかなりある試合であったが、状況はそんなに甘くはなかった。
まず今回は一つの釣りとして、昨年度実績があった1箇所のエリアで、スポーニングに絡む魚をテンポよくクランクベ
イトで流す釣りで、少なくとも数本は獲れると考えていたが、前日プラでは丁寧に流すも1本のみのバイトであり、周
りでは、魚を獲ったという話はなく、近くで他の選手が35cmクラスを1本獲るところを目撃するだけとかなり厳しい状
況であった。また、水質については水面に泡が浮いており、かなり悪い状況であると考えられた。
このエリアでは確実に魚が獲れないことが分かったため、近くのドックの壁等、マンメイドを打ち続けると、水深1,7m
のテトラにて、ようやくまともな魚1200gの魚を獲ることができた。これは一つのパターンか?
マンメイドをタイトに狙いミノーシェイプ4inのヘビダンをスローにフォールさせていく釣りであり、魚は浮いており、スロー
な動きでないとバイトに持ち込めないと考えられた。
そこから、ランガンで似たようなエリアを探して打っていくも、まったく後が続かないため、他の釣りを発見するため、西
の洲と古渡の浚渫、ハンプ等もチェックするが、バイトは得られずといった感じであり、これといったパターンも掴めず、
明日はどう攻めようかな?と迷い考えながらプラを終えることになった。
周りの状況も、釣れているという話はなく、私の周りの霞ヶ浦に強い連中からもやばいという声が聞かれる状況で、北
利根川や西浦の河川を攻めている選手からは数本出ているという話も聞かれた。
(DAY1)
北利根川が非常に気になったが、1,2戦とポイントが獲れていた
ため、更に攻めてビッグフィッシュを獲るぞ!と意気込み、この日
はクランキングとマンメイド打ちを中心に攻める決意をし、第1フラ
イトで東岸にバウデッキを向けスタートした。
まず、麻生周辺エリアに入り、クランクを投げ続けるもバイトは出
ないため、ヘビダンにてのスローな釣りも時折織り交ぜ打っていく
もバイトは出ない。やはり水が悪いのか?
そこから昨日魚を獲ったマンメイドに移動するも鯉釣りの竿がズ
ラリと並んでおり近寄れない。仕方なしに、その周辺のマンメイド、杭等を丁寧に流すが、こちらもバイトは出ない。
だが、ポイントで出会う知り合いや他のプロと会話すると、昨日獲った、ショートバイトで乗らない等、魚は間違いなく
おり自分が考えているエリアは間違ってはいないと考えた。
そこから、テトラの穴に片っ端からジグを打ち込む釣りも展開したが、バイトは出ず、残り1時間、西の洲、古渡の浚
渫を攻めるも、この日はノーフィッシュにて終了となった。
検量率は357名の28%と厳しい状況であったが、気合で1本獲ってくるか、来ないかが勝負の分かれ目となる。
私の周りでは、やはり南一貴プロはきっちり1本獲ってきていた。さすがである。
(上写真はNBC NEWS提供)
(初日のメインエコタックル)
●クランクベイト用
ライン : バウオ スーパーハードプレミアムプラス 10lb +(リーダー)フィールドメイト
10lb
ルアー : フラットサイドクランク(マットホットタイガー)とCB200(ブルー・ホワイト系)
ロッド : がまかつ ラグゼカマー 666
リール : ダイワ TD-X103HVL
●ヘビーダウンショット用
ライン : バウオ スーパーハードプレミアムプラス 8lb +(リーダー)フィールドメイト
8lb
ルアー : バイオミノーシェイプ4in(ウォーターメロンペッパー)のヘビダン
シンカー: 5g(ZAPPUタングステンシンカー)
フック : がまかつ314 (真ん中掛け)
ロッド : がまかつ ラグゼカマー 376
リール : ダイワ TD-X103HVL
(DAY2)
2日目朝一は、プラで魚を獲ったエリアに向かうも、またしても鯉
釣りの竿がズラリと並んでおり、その近くの鉄柱を片っ端から、ミ
ノーシェイプ4inのノーシンカーをフォールさせる釣りから始める。
今にもラインが走り出しそうなのだが・・・沈黙。
そこから1時間をクランクキングとマンメイド打ちで流したが昨日
と状況は変わらず、気になる北利根川へと移動した。
スピニング片手に20分ほどキャストしたが、どうもしっくりこない
ため、最後の1時間半は西の洲・古渡に賭けることにし、雨が降
り出す中、北上しロングドライブをする。(上写真はNBC NEWS提供)
西の洲の岩盤が絡む岬とハンプ、ブレイクをクランク、ワッキーリグにて流すも無反応のため、すぐ近くの古渡の浚渫
に移動し、スローに流すがバイトは出ない。周りではシャロー寄りの浚渫を攻める選手が1本獲る光景が見られたが、
刻々と帰着時間はは近づき、ノーフィッシュにて今回の霞ヶ浦戦は終了となった。
2日目の検量率は41%で昨日より多くの選手が魚を手にしていた。
次回7月の霞ヶ浦戦はもうすぐそこだが、年始の初心に返って気を引き締め、次戦は必ずリベンジしたい!!
(2日目のメインタックル)
●クランクベイト用
ライン : バウオ スーパーハードプレミアムプラス 10lb
ルアー : フラットサイドクランク(マットホットタイガー)とCB200(ブルー・ホワイト系)
ロッド : がまかつ ラグゼカマー 666
リール : ダイワ TD-X103HVL
●ノーシンカー・ワッキーリグ用
ルアー : スペルバミノーシェイプ4in(ブラック・パンプキンナチュラル)、スワンプクローラー(GP)等
ライン : バウオスーパーハードスーパーフィネス 4lb
フック : がまかつワーム39
シンカー:
1/64oz(アクティブMSトーナメント)
ロッド : がまかつ ラグゼカマー 456Sと354S
リール : シマノステラ2500
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