JB マスターズプロシリーズ 第4戦 山中湖 (7月12日、7月13日)
二日間、雨と曇りの山中湖会場前
(RESULT)
総合 290位 《 DAY1 /1本 ・ 568g(−200g) 、
DAY2 /0本 ・ 0g 》 |
(PRACTICE)
今回のプラックティスは直前、前週プラ、共に仕事で入れないため、2週間前に入ることとなった。
今回も関東の前田プロのアルミに同船させてもらい、まったく未経験(前田氏もほとんど経験なし)のフィールドでの釣
行であった。
前もって取り寄せた湖面図を参考に、また今回はエンジン船5馬力での出場を考えていたため、保安区域内に侵入でき
ないため、釣りができるエリアは数箇所に絞られ、周れるエリアはすべてチェックした。
メジャーエリアのママの森周辺では4〜5mの水深でライトリグで700〜900gの魚が簡単に獲れたが、明らかに混雑
するため、このエリアは避けて自分がメインに選んだエリアは会場から西へ5馬力で25分とかなり離れた、水深3,5か
ら5、5mのウィードが点在するエリアであった。
タックルも自分の好きなベイトタックルで12gから7gのテキサスリグパワーホッグ4in(カラーGP)とヘビーDSミノーシェ
イプ4in(504 )をメインにし、保安区域のブイ外のラインにボートポジションを獲り、保安区域内に大遠投し、数はあまり
多くはないが固めのウィードにコンタクトさせると800〜キロを超える魚がバイト(必ず)してくるパターン、また、テキサス
リグをフォールさせるパターンでは更にサイズは上がった。
前田氏はスワンプクローラーとライトキャロで流していたが、ここというエリアでは、やはり同じくいい魚がバイトしていた。
このエリアは明らかに人が少なく、キャストするエリアは保安区域内でボートも浮かずプレッシャーも大きくかからず、シ
ャローではまだスポーニングを行っている魚もまだいるであろうと考えられ、天候も梅雨でそんなに大きく変わらない日
が続いており、試合まで大きく魚は動かないであろうと考えていた。
試合前週プラに出た前田氏からは、かなり釣れなくなり、例の西エリアでも状況は変わってしまい、まったくバイトを得
れないとの情報は入っていたが、試合当日は、まず自分の見つけたエリアで、自分の釣りをすることにし、そこで次の
展開を考えることにした。また今回は手漕ぎボートで体力勝負し、大遠征で保安区域内で勝負するのも得策であること
はわかっていた。それと誰もが言っていたが魚の周るタイミングがキーとなった。 (DAY1)
試合初日は、今までにないミスで始まった、タックルチェック記入漏れで200gのマイナスを言われ、驚いてしまったが、
魚を獲る自信はあったため、『まあええでー!』と容易に考え、第4フライトのスタートで山中湖戦は始まった。
まずは、マイポイントに直行し、どれだけの船が浮いているか気にはなっていたが、自分のエリアには数艇のみ、すぐ
さまベイトタックルの大遠投を開始するも、1時間で魚が動いて少なくなっていることに気づいた。
しかも天候は晴れだし風も止まり状況は更に厳しくなっていくため、レンジを深くしていきワッキーで流すスローな釣りも
取り入れていった。
ようやく3,5mラインのウィードエリアにてテキサスのフォーリングにバイトしてきた760gの魚を1本獲ったが、魚は明ら
かに少なくなっている。しかもキャストを繰り返すも自分が探しているウィードになかなかリグがコンタクトしてくれず、大
遠投を繰り返すも、時間をかなり使う効率が良いとはいえない釣りであった。
残り時間も2時間程度となっていたが、ここから5馬力で時間を使って、大移動するのも得策とは思えず、自分のエリア
周辺を丁寧に流していったが、結局魚を追加できずにウェインとなった。
やはりあのペナルティーマイナス200gが足を引っ張りポイント圏内から漏れてしまった。
試合後は、周りはノーフィッシュか、ほとんどが手漕ぎとフットターボ出場が多く、これといった情報もなく、ディープで釣
れている情報等まったくなく、 2日目は一日天候は雨であり、シャローに魚が動くことも考えられ、初日と同じエリアをま
ずチェックし、だめなら更にレンジを沖の6mぐらいまで落として探ることにした。
(DAY2)
2日目は第2フライトで、例の西エリアに直行しポイントに着くなり、初日幾度となくすれ違い、終日同じエリアに浮いてい
たワールドの平沢さんが、ニヤりと近づいて来られ、『また、同じメンバーですね〜!』と、昨日は4本も獲っておられ驚
いた。
やはりつい最近までこのエリアはすごかったと言われていたが、2日目もライトタックルでサイズはダウンしていたが魚
をきっちりと獲っておられた。
2日目は3,5mラインをテキサスの釣りから始めて、思いつくリグで6,5mまで流していったが、魚は結局獲れなかった。
周りでは6〜7mラインで時折キーパーが上がっていたが、釣り方は、かなり小さいリグで中層を流す釣りで、とても真似
などできない高度な釣りが時折見られた。
帰着すると会場近くの5〜7m、また東の別のエリアでも9mのレンジでベイトが周ってくいれば、いいサイズが獲れてい
たようだ。釣り方はスワンプクローラーのワッキーをフォールさせるだけや、キャロを丁寧に流す釣りなどであったが、ベ
イトにつくバスのサイズはキロ近い魚がほとんどであった。
今回はディープをほとんどチェックしておらず、結果は負け試合となってしまった。
残り2戦は河口湖であり、正直好きとは言えないフィールドではあるが、巻き返しを図りいい結果を出したい!!
(メイン
タックル)
●ヘビーダウンショットリグ用
ロッド : がまかつ ラグゼカマー 676
リール : ダイワ TD-X103HVL
ライン : 東レソラロームスーパーハードナチュラル 10lb
ルアー : スペルバ ミノーシェイプ 4in(ブラック/パンプキン ナチュラル)
オフセットフック使用
シンカー: 11g
●テキサスリグ用
ロッド : がまかつ ラグゼカマー 376
リール : ダイワ TD-X103HVL
ライン : 東レソラロームスーパーハードナチュラル 8lb
ルアー : パワーホッグ 4in(グリーンパンプキン)
シンカー: 8g
(PHOTOコーナー)
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今回活躍してくれた貸しボート屋ジュピターさんでお借りした5馬力のエンジン船
広さもあり快適に釣りができました。エレキ、魚探と森村さんには大変お世話になりました。
余裕の南トッププロ・・・悔しい・・・
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